急増中!女性に増えている薄毛の原因と対策

出産を経験した女性の約7割が経験すると言われている、産後抜け毛。しかし、最近は産後抜け毛だけでなく、他の原因によっても薄毛や抜け毛に悩まされている女性が急増しているそう。今回は、いま増えている女性の薄毛の原因と対策方法についてまとめました。

女性に増えている薄毛の原因とは?

女性 薄毛

「薄毛」と言えば男性に多い体の悩みのひとつですよね。しかし、最近は女性にも薄毛で悩む人が増えているそうです。

女性と男性では薄毛の原因が異なります。男性の抜け毛は、男性ホルモン増加の影響によって、髪の毛が産毛のようになった後、徐々に抜けてしまい、最終的には髪の毛が生えてこなくなる現象です。一方で、女性の薄毛は、主に下記の5つのような原因が考えられます。

女性の薄毛① 頭頂部が薄く地肌が透けて見える

頭頂部の薄毛は見え方は同じでも、実は「ひこう性脱毛症」と「脂漏(しろう)性脱毛症」の2種類のタイプに分かれます。

1.ひこう性脱毛症
シャンプーの回数が多い、シャンプーする時にゴシゴシと強い力で洗いすぎてしまうことが原因でなってしまう女性の薄毛。シャンプーの洗いすぎは、頭皮に必要な皮脂までを取り除くことで乾燥を招き、フケがたくさん出てしまいます。また、かさぶたのような乾燥したフケが発生して毛穴を塞いでしまうため、老廃物をうまく排出できず、細菌が繁殖しやすい頭皮環境をつくってしまうのです。そのために頭皮が炎症を起こし、炎症を起こしている敏感なところに、シャンプーでゴシゴシと洗ったり爪を立てて洗うと炎症はさらに悪化してしまうことに。結果的に髪の成長が妨げられ、薄毛に繋がってしまいます。

2.脂漏性脱毛症
髪の毛を定期的に洗わない、頭皮に合っていないシャンプーを使っている、シャンプーのすすぎ残しがある、などにより皮脂が異常に分泌して起こる女性の薄毛です。皮脂が毛根を塞ぐために目で見てわかるほど毛根も赤く炎症が起きてしまい、健康な髪の毛が生えてこなくなります。

女性の薄毛② 髪の毛の分け目にできる薄毛

牽引(けんいん)性脱毛症とも呼ばれるこの薄毛は、個人差はあるものの、日頃ポニーテールやお団子などのきちっとしたヘアスタイルをする女性に多い薄毛です。長時間、髪の毛が引っ張られることで頭皮の血行が悪くなり毛根に栄養が届かなくなることで、負荷のかかっている部分から薄毛になっていきます。また、頭は一番紫外線を受けやすく、いつも同じ分け目にしていると、その箇所に紫外線が当たり続けることで、毛母細胞の働きが衰退し牽引(けんいん)性脱毛症になってしまいます。

女性の薄毛③ 頭全体が薄い症状

特に40代以降の女性に多い薄毛ですが、頭全体の毛が抜けてしまい均等に薄毛になっている状態です。この薄毛にはいくつかの原因があります。

1.ストレス
ストレスは、ホルモンバランスを崩したり自律神経を乱すため、血流が悪くなります。血液が運んでくれる栄養が髪まで行き渡らないために髪の毛が乾燥したり細くなり、薄毛を招くのです。

2.シャンプーなどが合っていない
頭皮に悪いシャンプー、カラーリングやパーマなど、間違ったヘアケアが習慣になっていると薄毛を招きます。

3.加齢
女性も加齢により、女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモンの働きが強まります。男性ホルモンの働きが優勢になると、薄毛や抜け毛が起こりやすくなります。

4.食生活が乱れている
ジャンクフードや脂の多い食べ物を好んでいると、血液がドロドロになり血流も悪くなります。髪に十分な栄養を血液が運べなくなるため、薄毛に繋がります。また、過度のダイエットをしている人も身体の栄養が不足するので、優先順位が最後の方になる髪の毛まで栄養が運ばれず、女性の薄毛を招いてしまいます。

女性の薄毛④ 産後抜け毛

女性特有の薄毛の原因として産後抜け毛が挙げられます。妊娠中は活発に分泌されていたホルモン「エストロゲン」が、出産と同時に一気に分泌されなくなることで産後抜け毛を招きます。ヘアサイクルが整ってくる、半年から1年後には元に戻ると言われていますが、産後抜け毛はデリケートな時期の女性にとって、精神的なショックを与える薄毛です。また、妊娠中に薄毛になることもあり、これはお腹の赤ちゃんに栄養を送ることで頭皮や髪の栄養が不足して起こる薄毛です。

女性の薄毛⑤ 円形に髪の毛が抜ける

丸く一部分の髪の毛が突然抜けてしまう薄毛の症状です。1ヶ所だけでなく数ヶ所に及ぶこともあるのが特徴で、原因はいくつか考えられます。

1.ストレス
精神的なストレスが続いた時に発生する薄毛。ストレスに対抗するために身体が準備している状態が長く続くと、体の交感神経に異常が出て血の巡りが悪くなることで、毛根にも栄養が届かなくなります。その結果、円形状に毛が抜けてしまう薄毛です。

2.アレルギー
気管支炎やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持っている人が、免疫異常を起こしてしまうことが原因の薄毛です。免疫異常によって毛根が攻撃され、髪の栄養が不足して髪の毛が抜けてしまうのです。

女性の薄毛の対策方法

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シャンプーを頭皮に優しいものに替える

まずは、今までのシャンプーから、頭皮に優しい天然成分のシャンプーに変えることで対策しましょう。シャンプーは洗浄力が強すぎないものを選びましょう。成分女性の薄毛や産後抜け毛の対策としても話題の、ノンシリコンシャンプーやアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

※参考:産後抜け毛対策シャンプーおすすめ|産後におすすめの抜け毛対策シャンプーの選び方

シャンプーは1日2回以上行わない

シャンプーのしすぎは、必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮にダメージを与えます。頭皮の乾燥を抑えて、必要な皮脂は残したまま頭皮を洗ってあげることで、薄毛やフケは改善します。シャンプーの洗い残しにも注意しましょう。またドライヤーをかける時は、長時間同じ場所に当てることは避け、根元から毛先に向かって乾かして対策をしていきましょう。

頭皮マッサージをする

血行促進効果のある頭皮マッサージを取り入れることで薄毛対策をしましょう。シャンプーの時やお風呂上がりは、頭皮が柔らかくなっているのでおすすめです。また、ポニーテールなど、同じヘアスタイルが多い人は、同じ箇所ばかりに負荷がかからないようにヘアスタイルを変えるよう工夫しましょう。

カラーやパーマは控えめに

オシャレのためにカラーやパーマを楽しみたいと言う女性も多いでしょう。しかし、カラーやパーマ液は頭皮にダメージを与えるため、髪の毛が細くなり薄毛を招くため、できる限り頭皮に負担の少ないものにしたいと美容師さんに伝えてみると良いでしょう。頭皮に液をつけないように施術してくれたり、ダメージの少ないパーマ液なども増えているそうです。カラーやパーマの頻度を今までより少なめにすることも、十分な薄毛対策になります。

規則正しい生活と食事バランス

食生活も薄毛に大きく関わるため、脂っぽい食事は控えてビタミンB1や、ビタミンB2といった皮脂の分泌を抑えてくれる栄養素を積極的に摂るようにすると効果的です。和食中心の食生活にするとおすすめです。

良い睡眠を取る

産後抜け毛の対策として言えますが、できるだけ睡眠を取り規則正しい生活を行うことは、薄毛対策に必要不可欠です。お肌のゴールデンタイムと言われている22時から深夜2時までの間は、成長ホルモンが盛んに分泌され、血液が栄養を運ぶのをサポートしてくれます。できる限り、この4時間は睡眠を取るようにしましょう。

ストレスを溜め込まないようにする

主に円形脱毛症などの薄毛はストレスが原因。ストレスを溜め込まないように普段から気を付けて、リラックスできる時間を意識的につくるようにしましょう。それでも、薄毛の症状が改善しない場合は、一度医師の診察を受けることをおすすめします。症状に合わせて薬が処方されることもあるため、薄毛で悩見過ぎる前に相談するのも立派な対策方法です。

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