夏は産後抜け毛が悪化するかも!?夏こそ徹底したい正しい頭皮ケア

ホルモンバランスが変わることで起こる産後抜け毛は、出産を経験する多くの女性が通る道です。また、あつ~い日本の夏場には、特に産後抜け毛が増えやすい時期であることをご存知でしょうか? 今回は、夏こそしっかりおこないたい、おすすめ頭皮ケアについてご紹介します。

夏に産後抜け毛が増える原因と頭皮ケア

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日本の夏は、気温が高く湿度も上昇するため、髪にも地肌にもかなりの負担がかかります。これが、産後抜け毛で悩んでいる女性にも少なからず影響があるようです。一体どのような理由があるのでしょうか。ポイント別にご紹介しましょう。

夏の抜け毛の原因1:頭皮の皮脂分泌が増える

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夏は、汗をたくさんかいて、頭皮の皮脂もたくさん分泌されることから、毛穴が詰まりやすくなります。

毛穴詰まりは、産後抜け毛にも大敵です。この毛穴に詰まった皮脂や角質は、適切な頭皮ケアをしないと、どんどん蓄積されて、やがて毛根に届くはずの栄養を妨げてしまいます。

夏はこのような状態が続くことで頭皮が硬くなり、薄毛や産後抜け毛を悪化させる原因となってしまうのです。

夏だからといって過度なシャンプーはNG

たくさん汗をかく夏は、朝起きてまずシャワーを浴び、帰宅後は夜にもシャワーを浴びる…、なんてことをしていませんか? 実は、皮脂を取り除くためにこまめにシャンプーして頭皮を洗いすぎるのはNGです。逆に薄毛や産後抜け毛を悪化させる原因にもなりかねません。

正しい頭皮ケアとしては、1日1回のシャンプー前に、きちんとブラッシングで大きな汚れを落としてから、お湯でも頭皮の余洗いをします。その後、低刺激のシャンプーをしっかり泡立ててから頭皮を洗います。すっきりしたいからといって、洗浄力の強すぎるシャンプーやスカルプケア用のシャンプーを毎日使うのはよくありません。シャンプーの際には、頭皮をやわらかくするために、シャンプーブラシを使うのもよいですね。

もし、頭皮がどうしてもベタついて気持ちが悪いという場合、ぬるま湯で流すだけでも頭皮はさっぱりします。頭皮を清潔にしようと皮脂を取り除きすぎると、頭皮は逆に皮脂を分泌させるため、過剰分泌になるうえに臭いも出てきてしまいます。適度な回数と正しい洗い方で頭皮ケアをおこないましょう。

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夏の抜け毛の原因2:夏前の急なダイエット

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産後はすぐに体型が戻る人ばかりでないため、ボディラインが気になる女性も多いですよね。しかも、夏がやってくるとなれば、二の腕や隠せない部分の露出も増えるため、少しでも妊娠前の体型に戻そうと焦ってダイエットを始めるママも多いようです。

しかし、急激なダイエットは、薄毛や産後抜け毛を加速させます。産後はまだ体が本調子ではないため疲れやすく、無理な食事制限はよくありません。

食事から摂りいれた栄養は、心臓や脳など、生命維持に必要な優先順位の高い臓器から送られます。髪や頭皮は重要度が低いと認識されているために、栄養が供給されるのは後回しになってしまいます。無理な食事制限は、結果的に髪や頭皮に充分な栄養が届かないことになるため、薄毛や産後抜け毛がますます増長させることになってしまうのです。

産後ダイエットは計画的に

産後のダイエットは、体への負担も大きいため、できるだけ避けた方がよいでしょう。特に授乳中はもともと栄養不足になりがちなので、赤ちゃんが卒乳してからダイエットをスタートするなど、ダイエットで栄養不足にならないよう気をつけてください。

産後のダイエットをおこなう場合は、いきなり食事量を減らすなどの急激な計画はやめて、ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動を取りいれることをおすすめします。また、栄養不足の状態が続くと、薄毛・産後抜け毛が悪化してしまうため、野菜中心の食生活や髪によい食べ物を積極的に摂るようにすると、頭皮ケアの一環になります。

夏の抜け毛の原因3:夏バテと食欲不振

夏バテ 女性

猛暑続きの日本の厳しい夏では、夏バテによる食欲不振に陥る人も多いのではないでしょうか。

産後は、授乳などで、もともとママの栄養は不足しがち。そこに夏バテまで重なってしまうと、髪や頭皮への栄養が充分に行き渡らず、産後抜け毛や薄毛などにも悪影響が出てしまいます。

夏バテの食欲不振を予防

産後、夏バテになってしまった時は、冷たい飲み物を過剰に摂らないようにするだけでも、食欲不振が解消されます。冷たい飲み物は胃を冷やしてしまうため、胃もたれや食欲不振の原因になってしまうのです。

また、食欲不振の解消には、白湯を少しずつ飲んだり、唐辛子など食欲増進効果のある食材を摂取すると、元気な胃腸が戻り、間接的ではありますが頭皮ケアに繋がります。

夏の抜け毛の原因4:紫外線・日焼けの悪影響

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紫外線は、実はお肌だけではなく、髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼします。

髪の毛は、顔に比べて3倍もの紫外線を受けています。紫外線が当たることでメラニン色素が破壊され、髪の毛は赤や茶色に変色します。タンパク質も変性させてしまうため、髪表面のキューティクルがはがれ、ツヤやパサつきが失われることに。抜け毛だけでなく、切れ毛や枝毛になりやすいので注意しましょう。

また、頭皮が紫外線を浴びると、髪を生成してくれる毛母細胞の働きが悪化し、髪の毛が二度と生えてこないといった怖ろしいことも…。産後抜け毛は一時的なものだからと、あまりに頭皮ケアをしていないと、そのまま薄毛になってしまうこともあるので気をつけましょう。

夏は頭皮の紫外線対策も

頭皮や髪に直接当たる紫外線を防ぐため、外出の時は帽子を被るようにしましょう。帽子はできるだけ蒸れないように、通気性がよく、つばの広いデザインがおすすめ。日傘をさすののも効果的です。

また、紫外線が頭皮や髪の毛に与えるダメージは大きいため、「髪の分け目を毎回変える」「UVカット効果のあるヘアスプレーを活用する」「ビタミンA、C、Eなど質の良いたんぱく質をとる」などの頭皮ケアを取り入れることで、薄毛や産後抜け毛の進行を止めることができます。

ダメージを受けた髪の毛には、ヘアオイルを髪に塗るなどしてケアをしましょう。

夏の抜け毛の原因5:クーラーで乾燥する

クーラー 冷房

夏場の強いクーラーは、意外にも髪の毛や頭皮を乾燥させると共に、体の冷えを招きます。

クーラーの効いた部屋に長時間いると、冷えが影響して血行が悪くなるのを感じたことはありませんか? その血行不良が、髪や頭皮への栄養運搬に支障をきたすため、髪は細くなり、薄毛や産後抜け毛が悪化する原因にも。

また、クーラーの入っている室内は湿度も低いため、頭皮の乾燥も進みます。乾燥することで、フケやかゆみはもちろん、頭皮環境の悪化から薄毛や産後抜け毛も進行させてしまうかもしれません。

クーラーは適温に調整して

髪や頭皮に冷風が直接あたらないようにし、室温も27~28℃、最低でも24℃程度にしておくとよいでしょう。オフィスなどで室温の変更ができない場合、体温低下からくる血行不良にならないよう、カーディガンやストール、膝かけなどで身体の冷えを防ぎましょう。

髪の毛や頭皮のケアとしては、加湿器が有効なのですが、できない場合は、ヘアオイルやトリートメントを塗布し乾燥を防ぐ工夫をするとよいですね。

夏の抜け毛の原因6:睡眠不足

産後 睡眠不足 抜け毛

育児中のママは、赤ちゃんの夜泣きや授乳でもともと睡眠不足になりがちです。加えて、夏は特に寝苦しい夜が続きます。

睡眠不足は、髪の毛の成長には欠かせない成長ホルモンの分泌を妨げるため、髪の毛が育ちにくくなります。成長ホルモンの分泌は、年齢と共に低下していくため、よくない相乗効果で薄毛や産後抜け毛を進行させてしまうのです。

睡眠不足を解消

睡眠不足の解消も、薄毛や産後抜け毛改善の頭皮ケアに繋がります。就寝2時間前には、38℃~40℃くらいのぬるま湯に20分程度浸かってリラックスしてください。ぬるま湯は副交感神経を刺激し、寝つきがよくなる効果があります。お風呂から上がった後は、スマホやPC、タブレット端末を使用せずにそのまま就寝しましょう。

なお、髪の毛が育ちやすいのは22時~深夜2時の時間帯のため、この時間にできるだけたくさん眠ると、薄毛・産後抜け毛対策に効果的です。

夏に抜け毛が増える原因と対策をご紹介ましたが、いかがでしたか? 夏は暑いだけでなく、薄毛や産後抜け毛に過酷な環境であることがわかりました。産後抜け毛はもちろん季節問わず起きるため、年中頭皮ケアは大切になるものの、夏は特に気を付けるようにしたいですね。適切な頭皮ケアをすることで、夏でも健やかな頭皮をキープすることができます。ぜひ参考にしてください。